路地裏

トップ必読

2023アドバンス環境 後半戦

前回

2023アドバンス環境 前半戦 - 路地裏

 

 

Chapter.1

夜明け

 

数々のプレイヤーに絶望を振り撒いた絶望神サガが、8月11日付けで殿堂入り。遂にサガループ一強体制が終わりを告げる。

長かった夜も終わり、アドバンス環境は漸く独自の道を歩み始めることとなる。

 

モルトNEXTやガイアッシュ覇道等の前アドバンス環境覇者に加えて、ビクトリーベストからはサムライも本格参戦。

更にレジェンドスーパーデッキ禁王創来にて最強クラスの黒のファッティである終末縫合王 ザ=キラー・キーナリーが降臨。零龍系デッキもワンランク上の力を得ることとなり、環境トップを巡る熾烈な戦いが幕を開けた。

 

 

 

f:id:code_name:20231225194742j:image

サガ環境にてその実力を証明したモルトNEXTは当然環境最前線へ。

強さもそうだけど、組みやすさやアドバンスの顔的なイメージも相まってか母数もとんでもないことになっていた記憶。

 

f:id:code_name:20231225195328j:image

元祖・アドバンスの覇者。

強さ自体は間違いないものの、モルトNEXTとの直接対決が足を引っ張って以前程の力は発揮出来ていない。どちらかといえばTier2に居座っての雑魚狩りに勤しむポジション。

 

 

 

f:id:code_name:20231225203008j:image

オリジナルで一足先に環境入りを決めたサムライが、サイキッククロスギアを手にアドバンスにも堂々参戦。

崩し性能がとにかく凄まじく、モルトNEXTを受けようとしている小賢しいデッキを全て撃ち落とす活躍を見せた。今年のインフレすごいなぁとか思ってたけど、まさかこれが序章に過ぎないとは…。

 

 

 

f:id:code_name:20231225203329j:image

謎裁定を引っ提げ突如環境入りを果たした問題児。

ぶっちゃけ穴も多いデッキではあったものの、モルトNEXTに有利がつく崩し山としてそこそこのポジションはあったなと今でも思う。

 

 

 

f:id:code_name:20231225203550j:image

ザロストの殿堂で崩壊したかと思われた最凶理不尽デッキも、コンヤクを手に復活。

あくまで選択肢ではあるものの、このデッキもキーナリーの恩恵はかなり大きく詰め性能に磨きがかかった。モルトNEXTとテスタ両方に勝ち越せるデッキとして一定の存在感は保てていたかなと。

 

 

 

Chapter.2

次元融合

 

今年度を代表するハイパワーパックである魔覇革命はアドバンス環境のデッキ達にも大きな変化を生んだ。

 

なんといっても、前期はパッとしない立ち位置にいたガイアッシュ覇道がレイクポーチャーを取り込んだのが重要なトピックス。課題だったモルトNEXT対面をある程度克服し、アドバンス界のオールラウンダーとして完全復活を遂げた。

また、サムライもポッピ・冠・ラッキーを手に更に立ち位置を向上させる。モルトNEXT絶対王者の環境に、ここにきて待ったがかかる。

 

しかし、革命チェンジの復活と共に齎されたインフレはこの程度に留まらない。

オリジナル環境の覇者アナカラージャオウガと、オリジナル随一のスピードスター赤青マジックがアドバンス環境に殴り込みをかける。これまでのオリジナルデッキと次元の違う強さを持つジャオウガとカクメイジンによって、アドバンス独自のパワーバランスは完全に崩壊。王者不在のまま戦いは次のステージを迎えることとなる。

 

 

 

f:id:code_name:20231225210630j:image

レイクポーチャーの登場でコントロール性能に磨きがかかったガイアッシュ覇道。

レイクポーチャーからハヤブサマルを回収するという動きが決まればモルトNEXTすらなす術がなく、かなり善戦出来るようになった。元よりモルトNEXT以外に敵が存在しないデッキだったので、この時期としては頭ひとつ抜けた強さを誇る。

 

 

 

f:id:code_name:20231225210951j:image

こちらもモルトNEXTが天敵だったサムライ。

冠ラッキーのスペックは凄まじく、絆のないモルトNEXTには最早有利をつけられる勢い。武者ムサシから踏み倒せる点も優秀で、刻みのプランが太くなったお陰で立ち回りの幅もグッと広がった。

もうこの時期のサムライに関してはどちらかといえばコントロールデッキって印象が強い。従来の前寄せな戦い方と、除去&冠によるコントロールプランを使い分ける強力なデッキだった。

 

 

 

f:id:code_name:20231225211418j:image

オリジナルからの刺客その①

並行世界での立場を揺るぎないものとしたジャオウガが龍の世界の権化たるアドバンス環境に乗り込むという、マジで狙ったんじゃないかと思ってしまう程の綺麗なストーリー。

この時点ではまだまだ構築が定まっていなかった印象。特に5000VTの採用の有無は度々話題に上がっていたテーマ。

 

 

 

f:id:code_name:20231225214204j:image

オリジナルからの刺客その②

環境への刺さり云々というよりは普通に攻撃力が高くて環境入り。というか盾4枚の相手にダブルブレイクをぶち込むとかいうアドバンス適性皆無な動きをしているので寧ろ環境的には逆風まである。それでも暴れてるのがヤバい。

とはいえどもこちらもアナカラー以上に荒削りで、まだまだ活躍は控えめだった印象。ここから少しずつ進化していく。ボンキゴマイム、弱かったなぁ。

 

 

 

Chapter.3

激戦 龍VS鬼

 

前環境の興奮も冷めやらぬまま、デュエキングMAX2023が発売。

邪帝斧 デッドアックスに頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1stといった久々の外部ゾーンカード新規に、頂上連結 ロッド・ゾージア5th等の強力なドラゴンがまたしても環境を塗り替える。

 

真っ先に新規を使いこなしたのはガイアッシュ覇道。ロッドゾージアとデッドアックスによってコントロールデッキの頂点へと君臨。モルトNEXT対面が更に改善された他、前環境で苦渋を飲まされたアナカラージャオウガにも勝ち越せるようになった。

しかしそれだけでは終わらず、今度はガイアッシュ覇道へのアンチデッキとしてムザルミ天門も環境入り。安定4キルソリティアとしてアドバンスに定着した。

激化するゾージアの投げ合いに対応すべく、最終モルトを引っ提げ4Cドラグナーも復活。ゾージアに勝てる18000ラインが光り、相手のゾージアを踏み潰しながらこちらだけゾージアを押し付けることが可能。

 

と、様々なデッキが活躍するも。落ち着けば今度はジャオウガのターン。結局ガイアッシュ覇道以外まともにアナカラーに勝てない。

最早万事休す、アドバンスもまた鬼の歴史に飲み込まれていくのであった…。

 

 

 

f:id:code_name:20231225234540j:image

いよいよ完成系、今年の集大成。

力押しでは勝てないアナカラー相手にガイアッシュで睨みを効かせられたのは、現在でも唯一無二の個性なのでやっぱり評価は高め。ただまあ、不利対面が増え過ぎた。

 

 

 

f:id:code_name:20231225235308j:image

アドバンスに舞い降りた新たな即死コン。

デッドアックスやガイオウバーンを使い分けてウェルキウスの効果を連続で起動させ、ありえない盤面を作り上げる。4ターン目にSAのゲンムが顔面に突っ込むなんてのも日常茶飯事。

 

 

 

f:id:code_name:20231226000228j:image

約一年のブランクを経ていよいよ環境復帰。

とはいえザーディクリカによるコントロールを強みとしていた一年前とはまるで別デッキ。デッドアックスによって強化されたモルトを全力で味わい尽くすデッキへと変貌した。

デッドアックスの振り合いにおいては右に出るものが存在せず、受けもそれなり以上の硬さはあり弱いデッキではないもののアナカラーが目の上のたんこぶ。

 

 

 

f:id:code_name:20231226000617j:image

デュエキングの登場によって間接的に強化されたのがこのデッキ。結局デッドアックスの影響を殆ど受けず、ドラグナー系の台頭により全体的な速度も落ちたため戦いやすいフィールドが整ってしまった。

この時期になると既にマジック程度しか実質的な敵は存在しなかったため、先手でメイデン→アーテルの勝ち筋を太く押しつけられるこの形が好み。マジックに勝ちつつパワーを落とさずに戦えるのでドラグナー系にも強く出られる。

 

 

 

Chapter.4

画竜点睛

 

ジャオウガがこのまま独走体制に入るかと思いきや、まだまだ今年は終極らない。

竜皇神爆輝に収録された氷柱と炎弧の決断によって、マジックがいよいよ最終形態に。

 

その実力は凄まじく、既存のBIG6(ジャオウガ、マジック、ガイアッシュ覇道、モルトNEXT、ムザルミ天門、4Cドラグナー)内での直接対決にて全てに有利がつくように。ここまで露骨な一強体制はサガ殿堂後初であり、現状の上位デッキでは誰もカクメイジンを止めることが出来ない。

 

ここにきてカクメイジンが全てをぶち抜く結果となったが、まだまだ新環境は始まったばかり。

2023年の終わりと共に、アドバンス環境も新たなステージへと突入する。

 

 

 

f:id:code_name:20231226002538j:image

他の追随を許さない絶対王者

コールドフレイムによって安定感、火力共に爆発的に向上。カクメイジンがやや苦手としていた横並びも克服しており、攻めのパターンがこれまでの比にならない程広がっている。

現状の火力もJO退化に匹敵するものがあり、来年以降の活躍にも非常に期待がかかる。

 

 

 

f:id:code_name:20231226003228j:image

新たなる刺客ことデイガドルマゲドン。

パッと見はルドルフのガチャガチャデッキにも見えるが、その実態はゾージアコントロール

要するにゾージアで時間を稼ぎながらドルマゲドンのカウントを進めることでドルマゲドンの弱点である足の遅さを克服。ゾージア視点でもリソース管理を甘えられる(仮に手札が無くなってもコマンドを引けばいいからトップがめちゃくちゃ強い)ドルマゲドン基盤との相性は良く、ここの強力な共生関係こそがこのデッキの本質となる。

 

ゾージアを間違いなく最も使いこなせるデッキであり、こういう見た目の割に非常に強力。今後の動向に注目したいデッキの1つ。

 

 

 

f:id:code_name:20231227003336j:image

 

 

 

 

☆今日の一曲

ハクチューアラモード / みらくらぱーく!

f:id:code_name:20231226003803j:image

氷柱と炎弧の決断入り赤青マジック

 

ブロッカーストップに手札補充に展開。マジックにおいて欲しい要素を全て兼ね備えており、手撃ちでもカクメイジンから撃っても強いマジックの最終兵器ともいえる氷柱と炎弧の決断。

 

間違いなくマジックに噛み合ってはいるものの、多色でマジックでもないカードというカードがデッキにかける普段は凄まじい。具体的にはテスタで走ろうと手札を持っていた時にこのカードを引けば大事故を招く。

 

とはいえ、この欠点に目を瞑ればマジックの対応力を飛躍的に引き上げる1枚なのは間違いない。既存の形ではなく、コールドフレイムに合わせる形で改めてマジックを構築し直すことで、まさにフルパワーといえるマジックを完成させることが出来た。

 

 

 

◇構築解説

f:id:code_name:20231218203929p:image

飛翔龍 5000VT 0枚

 

 

 

やりたいだけ〜www

こっから有料ってやつやりたかっただけ〜www

 

疲れたんで普通に喋ります。

 

 

 

f:id:code_name:20231218204103j:image

コールドフレイムとテスタの相性の悪さを解消する方法は一つ。テスタ走りに依存しなければいい。

結局3ターン目に撃つこのカードはシェイパー的な使用感なのでそこをなぞれば外すことはない。要するに2ターン目に生き物を置いて3ターン目にドロソを撃てばそのまま走れる。

というわけで贅沢に9枚、追加でケローラスパイラルにテスタまであると考えればかなり安定してスタートすることが可能になった。

 

 

 

☆キーカード

・歌舞音愛 ヒメカット /♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて

 

→メタ除去兼スターター。

これだけ大量の2コス+中継ぎのコールドフレイムが入ると、2ターン目に生き物を置いて3ターン目にコールドフレイムでしっかりと手札を整えて、4ターン目に蛙の子手撃ちから走れるようになった。

これによってアナカラー対面での先手の勝率がめちゃくちゃに安定し、後手でも相手が少し転べば簡単に掠め取れるように。早い話、VT無しでもアナカラーに勝てるようになってしまった。

 

という豪快なメタ除去の上に2コスマジックが引っ付いているのがめちゃくちゃ大きくて、4枚積むだけでやりたいことが全部出来るようになってしまったので枠がめちゃくちゃ浮いた。今回のコンセプトカード。

 

 

 

・激光魚

 

→9枚目の初動。

 

初動としては他にイシカワも選択肢としてあるが、このカードの強みはその役割の広さ。

コールドフレイムは捨てるのが先なので少し扱いが難しく、ファイアやカラクリバーシを捨てられないとなった場合テスタやカクメイジンを捨てざるを得ないケースがそれなりに発生する。

 

で、テスタ捨てちゃったけどSA欲しいなって場面もやっぱり存在する。そんな時このカードの出番で、ファイアからこのカードを投げてSAを付与してそのまま墓地からファイアを回収すれば、ただSAのマジックを召喚しただけになれる。

他にも、カラクリバーシを複数枚絡めた攻撃の際にも合間にファイアを回収することで連撃が決まりやすくなり、カクメイジン無しでも勝ち切りやすくなる。

 

ラクリバーシへの依存度がとんでもないことになっている分、その他のカードへの依存度は下げた方がいいと感じたので今回は9枚目に採用。まあ好みだと思います。

 

 

 

・同期の妖精 / ド浮きの動悸

 

→元からアドバンスは2枚だったけど、改めて。

 

コールドフレイムによって展開力が凄まじいことになっており、カクメイジンの横に同期+テスタや同期+単騎みたいな盤面を簡単に組めるようになっており、そもそも必要なターンもかなり早くなったのできっちり増量している。

 

そもそも蛙の子を撃つデッキだからド浮きの動悸もめちゃくちゃ手撃ちするんだし、寧ろ3枚目の採用も視野。なんとか枠こじ開けて増えてるかも。

 

 

 

☆総評

コールドフレイムによって枠が浮いただけでなくそれに伴ってヒメカットでアナカラー対面が事足りるようになり、浮きまくった枠を火力にしこたま振ってあげることでとにかく3キル4キルに特化した形に仕上がった。これまでのボンキゴやVTなどのコントロールも兼ねたミッドレンジ寄りのデッキとは打って変わって、とにかく攻撃特化。器用さと引き換えに安定感が爆増しており、当たり前のように3ターン目に同期+カクメイジンが決まるように。

 

あくまで個人の意見かつ贔屓目にはなってしまうものの、体感の攻撃力はJO退化に匹敵している。限界を超えた火力、是非体感してみては?

気づけばボンキゴもVTも抜けて随分お安くなりました。

 

 

 

☆今日の一曲

青春の輪郭 / DOLLCHESTRA

f:id:code_name:20231218214141j:image

 

 

 

新弾注目カード3選 DM23-RP4編

 

種族の革命は終極らない‼︎

激動の2023年を締め括る最終弾。ド派手なカードで埋め尽くされてると思いきや、堅実なものも多々。

 

 

 

・堅き革命 ボルシュゴス/「ボルシュゴス・スラッシャー!!」

f:id:code_name:20231211223841p:image

趣味枠。

 

めちゃくちゃ個人的な話だけど、サムライにヴァルボルシャックをちょっとだけ積むのがめちゃくちゃ好きで。

f:id:code_name:20231211224114j:image

(こんな感じ)

 

武者を1点に出来るのが結構器用だし、チャラから軽減して普通にSAで3tダンテやらラブやらが出来たりで勝ち筋も増やせてお洒落枠として結構気に入ってはいて。とはいえ、それに枠を割けるかというのもまた難しいよね、となっていたところでこのカードの登場。

 

ヴァルボルシャックから「一打点」「SAの光ドラゴン」という点は引き継ぎつつ、あまりに便利な下面を装備。これがほんとに偉くて、4tの武者+ドスファングに備えるもよし、タイショウアームズをサーチするもよし、更にはアドバンスサムライスタメンの冠すらサーチ可能。更に更に、これから採用されるであろうシロフェシーすらサーチ可能。

 

何か革新的な動きを生み出すわけではないけど、これまで出来ていたことややりたかったことの再現性を確実に上げてくれる1枚。多色比率だけ気にしつついっぱい積んでみたい。

 

 

 

・氷柱と炎弧の決断

f:id:code_name:20231211225245j:image

アドバンスマジックの最終兵器。

 

先にアドバンスマジックの話をしておくと、ボンキゴマイムがクソほど弱いのが現状です。ボンキゴが刺さりそうなデッキはボンキゴを出して攻撃を止めたところでロックカードによるKO勝ちを狙ってくるのがオチ(ガイフレア、ガイアッシュ、ゾージア等)で、3ターン目にボンキゴを置くなんてしていたら大抵採算が合いません。

 

それでも積まないといけない理由が下面で、アナカラーのブロッカーを手打ちで止めたり、トリガーで出てきたブロッカーを後出しカラクリバーシですり抜けたりと最近は殆ど攻撃用カードとして使っています。

 

という状況でのこれ。メイデンアーテルをまとめて止められるように。

 

 

 

 

ってだけでもすごいんだけど、このカードはそれどころじゃない。

2tビブラートからコールドフレイムで一気にドローを進めるシェイパーが解禁。そのままカクメイジンまで繋げた場合、1発目の呪文でコールドフレイムを唱えて更なる展開が可能。

要するに、これまでのカクメイジンは1発目でケローラスパイラル、2発目でファイアを唱えるのがセオリーだった部分が、1発目にこの呪文を唱えることで同期+単騎なんていう絶望的な盤面すら組めるように。もうめちゃくちゃ。

 

とは言ったもののテスタから走ろうとした場合このカードが嵩張ると、マジックでもない多色としてめちゃくちゃ重くのしかかるため無計画な採用はNG。デッキにかかる負担はかなり大きい。

よってこのカードのスペックを最大限引き出すには2スタをある程度狙っていきたい。2ターン目に生き物を置けば変なタイミングでこのカードを引いても撃ってしまえばよくなるので。

 

 

f:id:code_name:20231211233721j:image

とか言ってたらビブラートの2種類目が解禁。

マジック、まだまだ進化の余地を残しているみたいです。

 

 

 

 

・星姫械 エルナドンナ

f:id:code_name:20231211234526j:image

光文明の限界到達点。

 

白い同期が本格実装。もうこう書けば伝わるはず、白入るデッキなら何に積んでも大丈夫です。

 

アナジャにミクセルとかメメントとか積んでる人いたけどそのシリーズだと一番強そう。同期が一回除去耐えてきます。

 

で、アドバンスだとこの効果はドキンダム護衛に使える。(こいつがテックで戻るから不完全ではあるけど)

流石にドラゴン系に積むのはちょっと違うだろうけど、マジックだとファイナルストップより使い勝手いい場面も多そう。そもそもファイアから出してカクメイジン無敵にするのもめちゃくちゃ強い。てかコールドフレイムから出る。

 

 

 

ここまではあくまでこのカードをタッチで積む可能性の話。このカードをメインで積んだデッキなんて出てきた日には…。

 

 

 

 

前回弾けたマジックアビスに続いて、アーマードメカも超強化。特にメカがもうとんでもないことに。

 

年末弾らしく曲者揃いで、冬休みは研究が捗りそうです。ユルフワとか、なんか怖いよね。

 

 

 

 

☆今日の一曲

ジブンダイアリー / DOLLCHESTRA

f:id:code_name:20231212002355j:image

【アドバンス】個人的デッキランク【2023年11月版】※没記事

※色んな事情でお蔵入りになった記事の供養回です。要するにどこかしらにお蔵入りになった理由を抱えてる欠陥回なので、いつも以上にアテにしないでください。

 

 

 

f:id:code_name:20231204205445j:image

 

 

 

ランクS
環境の基準点となる、明らかにパワーの高いデッキや不利対面の少ないデッキがこのランクになります。俗に言う板デッキってやつです。

 

 

・ガイアッシュ覇道

f:id:code_name:20231204205542j:image

 

絶対王者、完全復活。

 

約1年の我慢を経て、環境トップに返り咲いたオールラウンダー。

基盤の力強さ、最低限の受け、安定したフィニッシュとどこを取っても目立った弱点がなく、正しく王者に相応しい対応力を誇る。

 

立ち上がりの重たさは相変わらずではあるもののロッドゾージアによってそこも改善されつつある。アドバンスにおける安定択として、今後定着が期待されるデッキだろう。

 

 

 

☆キーカード

・頂上連結 ロッド・ゾージア5th

 

→圧倒的な制圧力を誇るガイアッシュ覇道の新エース。

単独でゲームを決められる程のパワーはないものの、とにかくくっつきがよくブーストと共にプレイすることで無敵モードになりながら10マナまで運ぶことが可能。

 

また、ガイアッシュの攻撃制限と組み合わせることで強引にロックをかけることが可能。特にミラーやアナカラーには一つの終着点となる。

 

 

 

・龍覇少女隊ハラグロX

 

デッドアックスが生み出した新時代のネイチャー。

 

リソースを吐いて息切れしやすいゾージアにうってつけのパートナー。流石にネイチャー程ではないものの、こと盤面制圧力に関して言えばほぼネイチャーの再現といっても過言では無く1枚あると対応力がグッと増す。

 

また、デッドアックス込みで12000のパワーラインが相手のゾージアにも強く出られる。これによってゾージアを無理に覇道で返す必要が無くなったため、覇道を3にしてもデッキが成立するようになっている。

 

 

 

・アナカラージャオウガ

f:id:code_name:20231204211344j:image

並行世界の王が、龍の歴史をも貪る

 

圧倒的パワーで殴り込みをかけてきたオリジナル環境の王。

別にアドバンス環境への刺さりがいいとかではなく、ただただ4tジャオウガがアドバンス基準ですらオーバースペック。普通にパワーで他者を圧倒している。

 

オリジナルとの違いは5000VTの有無。ミラー以外では刺さりが浅く、なまじオリジナル程圧倒的な地位ではない(≒ミラーをめちゃくちゃ意識する必要は薄い)ことも相まってVTを積まずとも戦えて却ってデッキの完成度が増している。

勿論今以上に地位を上げてミラーを意識せざるを得なくなればVTの採用も検討するべきだが、そうなったら潮時な気もしている。

 

 

 

☆キーカード

・とこしえの超人

 

→言わずもがな、アドバンス最強のメタカード。

 

とはいえ、ラジオから出すにはややコスパが悪く、殴らないためテンポも悪く、そもそも前述の通りこういうメタに頼らずとも十分戦い抜ける基盤の強さもあってそんなに大量に積む必要性は薄い。

 

どちらかと言えばラジオやアーテルできっちりとリソースを伸ばしてあげて余ったマナで引っ付ける使い方が最も強さを引き出せるため、イタズラに枚数を増やすよりリソースカードを増やした方が結果的にこのカードも綺麗に押し付けられるようになる。

 

 

 

・アーテル・ゴルギーニ

 

アドバンスが生んだぶっ壊れモンスター。

 

ドギラゴンXにチェンジ出来るという性質があらゆる面において不可能を可能にしており、ジャオウガ無しでもアーテル2体で十分すぎるほどゴリ押せる。

ブロックされない効果も強力で、ジャオウガでロージアを踏み抜こうが単独で突破出来る。アナカラーを手がつけられない強さにしている最大の要因と言っても過言ではなく、このデッキの影の切り札。正直4では全く足りない。

 

 

 

ランクA
ランクSに次ぐパワーを持つデッキ、或いはランクSとの補完関係にあり持ち出すタイミングがわかりやすいデッキがこのランクです。

 

 

 

・赤青マジック

f:id:code_name:20231204212941j:image

オリジナル環境からのもう一つの刺客。

 

ただ禁断が採用されただけ…ではあるもののこれが想像以上に大きい。早い話、カクメイジンがcipで1ドローしてくる。

勿論そんなことしたらカクメイジンばっかり強くてズルいので、ラクリバーシは2ドローしてくる。

 

おかげさまでこと攻撃力に関して言えばJO退化にすら匹敵するレベルに到達しており(※メタに弱すぎるから流石にあそこまでの強さはない)、正直なところ同じAランクでも明らかにSに近い強さを誇る。A+みたいなイメージで問題ない。

 

 

 

☆キーカード

・冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」

 

→封印から落ちた単騎や同期の再利用。

 

1枚採用しているだけでもフィニッシャーの封印落ちのリスクを軽減することができ、安定感が増す。

また、テスタやミュートが落ちた場合も攻撃を繋げたりも出来て見た目より使い勝手はいい。アウトレイジなのでテスタで切れるのも使い勝手の良さに拍車をかけている。

 

何故か全人類の家庭に歴戦の迷いはないが眠っているはずなので、是非引っ張り出して試してあげてください。

 

 

 

・AQsabbath / ♪このギター グシャっとすれば グシャっとなる

 

→ファイアから射出出来るメタ除去。

 

バトガイ銀河やガイフレア、ガイアッシュ等致命的なメタカードを立てられやすい環境なので何かしらの除去手段は欲しい。ヒメカットと選択。

 

 

 

モルトNEXT

f:id:code_name:20231204214905j:image

前環境の覇者。

別に弱いわけではないものの、速度で勝るマジックや対応力の鬼であるガイアッシュ覇道に囲まれてイマイチパッとしなくはなってしまった。オフコース込みでもジャオウガに有利をつけられないのもマイナス。

 

そうは言っても未だにガイアッシュ覇道には有利をつけられており、辛うじてこのランクには残る。上位争いは諦めて的を絞った方が賢明なのかも。

 

 

 

☆キーカード

・熱血剣 ネビュラ・ホーン

 

→ガイラオウ突破用カード。

デッドアックスで相手にガイラオウを立てられるケースが頻発するようになり、それに一々モルトSAGAを阻まれていては話にならないので何かしらの対策は講じたいところ。

 

ガイラオウを突破するだけならガイオウバーンやビギニングスタートもあるため選択。9マナ時バトガイ+ガイサーガ+ネビュラホーンというセットアップが可能なのはネビュラホーンの利点。

 

 

 

・白緑天門

f:id:code_name:20231204220136j:image

デュエキングMAXが生んだ新たなソリティア

4ターン目が無事に回ってきた場合の一撃必殺がとにかく魅力で、天門とは名ばかりの青単ムートピア。受けは決して硬いとは言えないものの、天門を踏ませさえすれば全ての攻撃を受け止められる凄まじい出力を出せる。

 

とはいったものの弱点があまりにも多く、所詮4キルで速度負けもまああり得ると決して無敵ではない。Aランクの中では個人的には評価低め。

 

 

 

☆キーカード

・頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st

 

→現アドバンス最大出力カード。

 

スターゲイズ→ウェルキウス→ムザルミ+デッドアックスまで通れば全てのデッキに勝つ。別に比喩でもなんでもなく本当に全てのデッキが滅びる。

 

かといって相手の盤面が無くてもヘブンズヘブンで展開したりスカイジェットで攻め込んだりと自由自在。アドバンスらしいパワーに最も浸れるカードかも。

 

 

 

 

続き書いてなくて草。疲れたみたいです。

?はまだ判断ついてない枠らしい。気が向いたら追加するかも。

 

 

 

 

 

☆今日の一曲

KNOT / DOLLCHESTRA

f:id:code_name:20231204222040j:image

 

違いを出したい人向けGRゾーン

 

「次元GR禁断使います、よろしくお願いします」

 

GR、適当に置いていませんか?

 

基本的にGRの中身は見えないもの、ではあるけれど。こぼしたりこぼされたり、何かしらの事故で見える可能性は0じゃない。

 

f:id:code_name:20231120214646j:image

まあつまり、こういうのは危ない。

なんも使わない場合は普通に万軍投とかでいいんだけど、禁断だとそういうわけにもいかないので。お好みのものをどうぞ。

 

 

 

f:id:code_name:20231120215323j:image

僕の名はマーシャルデリート。

超天のシク、マジでカッコいい。

 

 

 

f:id:code_name:20231120215658j:image

なんかちょっとヤバいマーシャルデリート。

そんなに盾殴りたいですか。

 

 

 

f:id:code_name:20231120215743j:image

俺はお前達と違うっていう逆張り精神強めな貴方にオススメ、クランヴィアデリート。

実際ソニー見えたとしてクランヴィア警戒してもらえるのでしょうか。

 

 

 

f:id:code_name:20231120215901j:image

もはや懐かしの赤単GR。

完全に余談だけど、今のオリジナルが3ターン目に暴れられる山が赤単だけじゃ無くなったせいで赤単の存在感が薄くなっていってるの、丁度一年前のアドバンスもこんなんだったなぁって感じがしてワロてる。多分ワロてる場合ちゃう、インフレやばい。

 

 

 

f:id:code_name:20231120220103j:image

マンガっぽいGR。

マジックがたまに積んでるらしいけど、レッドゾーンXない時点でザガーンゼロヴォイドは怪しいからジョーカーズ。もうグダグダ。

 

 

 

f:id:code_name:20231120220200j:image

デイヤー!

なんか一時期いたデイヤー入りガイアッシュ覇道。実際45だと積んでもいい感じはあるから、気が狂って45ガイアッシュ覇道使いたくなったならこれが丸そう。

 

 

 

f:id:code_name:20231120220303j:image

ア、ドモ。インスタ入りの4Cディスペクターす。

実際戦いたくはない。

 

 

 

まあマーシャルでいいと思うけど、被りたくないオタクは凝りましょう。入賞したら並べられるもんね。

 

 

 

 

☆今日の一曲

ミチノサキ / QU4RTZ

f:id:code_name:20231121070919j:image

 

 

勝利条件の設定

 

デッキを組む際、どうすれば勝つのかっていうのを最初に設定しておくことで方針がまとまりやすくなる話。

例えばサムライだと「動ける弐天を作る」がおおまかな勝利条件だから、弐天を出すカードとか弐天をSAにするカードとかでデッキを組もうってなる。

 

そんなわけで、BIG5の勝利条件をまとめていく回。

 

 

 

☆ガイアッシュ覇道

勝利条件:10マナ溜めてガイアッシュ+覇道

 

対面を問わない汎用的な勝ち筋として挙げられるのはここ。だからこそ、ブーストは2回3回と撃つ前提でのバランス調整が大事。思った以上にブーストは厚く採る。

まあこれだけ聞くと大変そうだけど、あくまで対面を問わない汎用的な勝ち筋がこれってだけで細い勝ち筋が乱立してるのがこのデッキ。盤面揃えてクラッシュ投下とか、ゾージアやラフラブでロックかけて押し込むとか戦い方は無限にあるし、実戦ではその中で狙える勝ち筋を選んでいくことになる。

 

 

 

☆アナカラージャオウガ

勝利条件:殴れるクリーチャーを2体以上用意した上でジャオウガを出す

 

これも状況にはよるけど、まあ大体2体いれば貫通する。

上位陣はグレンアイラだったりロージアだったりの2面止めトリガーもあるから、実際は殴れるクリーチャー2体+同期orとこしえみたいな感じかも。

 

 

 

モルトNEXT

勝利条件:モルトSAGAを動かす

 

こうして書くと、マジでつえーなお前。

ネクが弱くなったんじゃなくて他の山が追いついただけってのをひしひしと感じる。前まではモルトNEXT動かすでも勝ってたけど、ガイアッシュ覇道や赤青マジック相手を考えるとちゃんとSAGAを動かさなきゃいけない時代には突入したかも。

 

 

 

☆巨大天門

勝利条件:ウェルキウス+ムザルミを展開してバトルに勝つ

 

別にデッドアックスでバトルに勝つ必要はそんなに無くてレッドゾーンバスターでフリーズさせて激突とかガイオウバーン投げるでもいいから、ボンキゴとかくらいなら超えられる。

通らない相手をどうするってなった時ゲンムだったりエメラルーダだったりが必要になるよねって感じ。

 

 

 

☆赤青マジック

勝利条件:カクメイジンからパーフェクトファイアを唱える

 

コイツだけちょっと複雑。

カクメイジンを投げる、だけでは打点を出せなくてカクメイジンからファイアを撃つまでいって初めて勝ちが見えてくる。当然それだけだとトリガーで止まるケースもあるから、可能ならファイア+ナンバーだったり、やせ蛙で単騎サーチ→ファイアだったりするのがベスト。

 

これを最も綺麗に通せるのがカラクリバーシでファイアを撃ってカクメイジンに繋がるルートであって、つまりチューニングや5コスチェンジ元を使って無理やりカクメイジンに繋げてもそこから綺麗に勝ちにいきづらい。

 

ここまでが本来のマジックのデザインなんだけど、禁断があるとこれが少し事情が変わってくる。

 

例えば2ターン目にビブラート、3ターン目にやせ蛙と動いて、そのままカラクリバーシチェンジ、チューニングを経由してカクメイジンまで到達するパターン。

当然ファイアがあればチューニングじゃなくてそっちを撃ってる訳だからないんだけど、じゃあ仮にここまでのドローでもやせ蛙でもファイアが見えてなかった場合封印からファイアが落ちる確率はどのくらいなのでしょうか?

 

 

 

 

実は29%あります。

約3割でURが出てくる無料ガチャです。これがソシャゲなら多分今年中にサ終するやつ。

結構都合いいパターンでの計測だから実際はここまでではないんだけど、それでも最大値だと3割でファイアの有無を無視出来るってのはすごい。

自分が度々言ってる「アドバンスとオリジナルではカクメイジンの勝利条件が違う」ってのはこういうことです。もし封印からファイアが落ちてくれるのであれば、赤青マジックの勝利条件は「カクメイジンを出す」だけだからね。

 

 

 

 

 

Q,色々かこつけて、結局マジックの話したかっただけじゃねーの?

A,そうだよ。

 

勝利条件を掴んでいれば、今後の新規カードを見る際もより解像度が高まるはず。

4弾で果たしてマジックがアドバンスにて頂点を掴むのか、みんなで見守っていきましょう。

 

 

 

 

☆今日の一曲

異次元★❤︎BIGBANG / 島村卯月, 最上静香, 月岡恋鐘, 高海千歌上原歩夢, 澁谷かのん, 日野下花帆

『異次元★♥BIGBANG』(「異次元フェス アイドルマスター★♥ラブライブ!歌合戦」テーマソング) - YouTube

ガイアッシュゾージアメモ書き

f:id:code_name:20231105172558j:image

 

☆強み

ガイアッシュ覇道というデッキにおいて、ゾージアの噛み合う点は大きく分けて3つあると考えている。

 

1.くっつきの良さと展開制限による繋ぎ性能の高さ

→そこまで最速で投げるわけではなく、基本的に中盤以降に押し付けるカードなため4コストと考えるとくっつきが異常にいい。

代表的なのが7マナ帯での栄光+ゾージアで、1ターン無敵を得ながらガイアッシュ覇道における一つの到達点である10マナまで飛ばせる。或いは9マナの際もカツキング+ゾージアで盤面を壊滅させながらロックをかけて10マナを待つことが出来る。

 

因みに、赤白が27枚入ったリストの場合比率としては7マナ時点で約4.8枚埋まってる計算になる。勿論ゲーム中そんなこと考えてられない(メンデル撃つためにお清め埋めたりする)から参考程度ではあるけど、栄光で赤白落とすチャレンジも出来るしそれなりに信用はしていいみたい。

 

 

 

2.盤面へのへばりつきやすさ

→ターンを貰う性能の高さは勿論だけど、侵略・革命チェンジ以外ではパワー勝ちの難しい11000ライン&EXライフに展開制限が相まってこのカード自身の生存力も異様に高い。当然展開制限をかければ侵略も革命チェンジも出来ないので。

 

ガイアッシュ覇道というデッキは盤面0から詰め切るのが非常に難しいデッキだが、このカードを置いておくことで常に対戦相手にクラッシュ覇道のプレッシャーを与えられる。ある程度優勢な展開でも、そもそも盤面が強い状態からクラッシュ覇道を投下出来るのでゲーム中にプレイするクラッシュ覇道が少なく済ませられる。

 

 

 

3.ソリティア系に強い

→(登場ターン的に高が知れてるけど)ガイアッシュ覇道の弱点であるソリティアデッキに対して一つのゴール地点になる行動なのは間違いない。

 

どちらかといえばソリティアムーブに強いってイメージの方が正しいかも。(万軍投→万軍投とか)

 

 

 

☆弱み

一方で、このカードを手放しに歓迎できない弱点が存在するのも事実。

 

1.多色

→ガイアッシュ覇道という山はテンプレで既に20枚の多色が採用されているのでそんなにいっぱいは積めない。

まあこれは自分が何枚なら許せるか考えればいいだけだから別にどっちでもいい。4積まなきゃいけないカードでもないし。

 

 

 

2.リソースを食い散らかす

こっちがやや問題。

 

このカードの強みはくっつきの良さ、とはさっき説明したものの当たり前だけどこのカード+くっつけたいカードという形で手札を持つ必要がある。

これだけならまあ出来そうだけど、忘れてはいけないのが別にこのカードを出しても全然勝たないこと。あくまでゾージアは繋ぎでこの後に本命の切り札があって初めてゲームを終わらせられる。

 

つまり手札に要求されるのはゾージア+ゾージアにくっつけるカード+ゾージアの後に投げるカード+保険カード(チェンジ先とか、そもそもガイアッシュ+覇道のペアとか)の4枚ってことになる。正気の沙汰ではない。

正気の沙汰ではないけど、そんな無理難題を解決するのがインフェルで実際インフェルをプレイしたゲームは特に問題なくゾージアの強みを押し付けていける。

 

要するに、インフェルが絡んだ時とそうじゃない時のムラが激しいデッキになりがち。メンデル→栄光みたいな進行で使おうとするとどうにもならない。

でも、そんな今更使えないとか言われても多色だから埋めづらい。チグハグなんだよなぁ。

 

 

 

☆解決策

インフェルを引けた試合専用のカード、なんて使い方をしていてはあんまりにも安定感のないクソデッキになっちゃう。万全の体勢でゾージアを押し付けるためにはリソースカードを更に増やす。

 

f:id:code_name:20231105200715j:image

そうなれば頼りになるカードは一つしかない。前環境ガイアッシュ覇道のエースカード、レイクポーチャー。

 

このカードの優れている点として、ゾージアに似た繋ぎ性能を誇る点にある。7マナや8マナの際にブーストとくっつけつつ守備を固める、という動きは元より魔覇革命期にこのカードによってガイアッシュ覇道が手に入れた動き。当然最大値はゾージアに劣るが、ゾージアがない場面でも繋ぎを厚くとれるというのはデッキ全体に一貫性が生まれる。

 

そして、ゾージアとの組み合わせも凶悪。ポーチャーできっちり受けを固めてから栄光+ゾージア、と繋げば相手は数ターンまともに攻め込むことが出来ない。押さえにかかるまでのターンが1ターン早くなり、結果的にゾージアのロックも最大限発揮できるようになる。

 

ゾージア視点だけではなくポーチャー視点でもありがたいことがあって、本来ポーチャーはメンデルや栄光が引っ付く7〜8マナ帯でプレイしてこそ強いカードだが、7に栄光ゾージアの動きが生えたことで6マナ帯のポーチャーが今までの比にならない程強くなった。ポーチャー自身もインフェルから繋ぐと強いという若干インフェル依存な面で拭えないカードではあったが、栄光→ポーチャー→栄光ゾージアという殺人的な動きを手に入れた今期のポーチャーは最早これまでとバリューが全く違う。

優秀な繋ぎであるポーチャーを組み込むことによって、よりゾージアの存在感を際立たせたゲームメイクが可能になると言えるだろう。

 

 

 

さてそれではポーチャーをどう組み込もう、というところだけど現時点はここまで。本当に難しく繊細なデッキなので、少しずつ解読していきたいです。

 

 

 

 

 

☆今日の一曲

UNIVERSE!! / Liella!

f:id:code_name:20231106204450j:image