ブロッカーストップに手札補充に展開。マジックにおいて欲しい要素を全て兼ね備えており、手撃ちでもカクメイジンから撃っても強いマジックの最終兵器ともいえる氷柱と炎弧の決断。
間違いなくマジックに噛み合ってはいるものの、多色でマジックでもないカードというカードがデッキにかける普段は凄まじい。具体的にはテスタで走ろうと手札を持っていた時にこのカードを引けば大事故を招く。
とはいえ、この欠点に目を瞑ればマジックの対応力を飛躍的に引き上げる1枚なのは間違いない。既存の形ではなく、コールドフレイムに合わせる形で改めてマジックを構築し直すことで、まさにフルパワーといえるマジックを完成させることが出来た。
◇構築解説
飛翔龍 5000VT 0枚
やりたいだけ〜www
こっから有料ってやつやりたかっただけ〜www
疲れたんで普通に喋ります。
コールドフレイムとテスタの相性の悪さを解消する方法は一つ。テスタ走りに依存しなければいい。
結局3ターン目に撃つこのカードはシェイパー的な使用感なのでそこをなぞれば外すことはない。要するに2ターン目に生き物を置いて3ターン目にドロソを撃てばそのまま走れる。
というわけで贅沢に9枚、追加でケローラスパイラルにテスタまであると考えればかなり安定してスタートすることが可能になった。
☆キーカード
・歌舞音愛 ヒメカット /♪蛙の子 遭えるの何処?好きと謂ひて
→メタ除去兼スターター。
これだけ大量の2コス+中継ぎのコールドフレイムが入ると、2ターン目に生き物を置いて3ターン目にコールドフレイムでしっかりと手札を整えて、4ターン目に蛙の子手撃ちから走れるようになった。
これによってアナカラー対面での先手の勝率がめちゃくちゃに安定し、後手でも相手が少し転べば簡単に掠め取れるように。早い話、VT無しでもアナカラーに勝てるようになってしまった。
という豪快なメタ除去の上に2コスマジックが引っ付いているのがめちゃくちゃ大きくて、4枚積むだけでやりたいことが全部出来るようになってしまったので枠がめちゃくちゃ浮いた。今回のコンセプトカード。
・激光魚
→9枚目の初動。
初動としては他にイシカワも選択肢としてあるが、このカードの強みはその役割の広さ。
コールドフレイムは捨てるのが先なので少し扱いが難しく、ファイアやカラクリバーシを捨てられないとなった場合テスタやカクメイジンを捨てざるを得ないケースがそれなりに発生する。
で、テスタ捨てちゃったけどSA欲しいなって場面もやっぱり存在する。そんな時このカードの出番で、ファイアからこのカードを投げてSAを付与してそのまま墓地からファイアを回収すれば、ただSAのマジックを召喚しただけになれる。
他にも、カラクリバーシを複数枚絡めた攻撃の際にも合間にファイアを回収することで連撃が決まりやすくなり、カクメイジン無しでも勝ち切りやすくなる。
カラクリバーシへの依存度がとんでもないことになっている分、その他のカードへの依存度は下げた方がいいと感じたので今回は9枚目に採用。まあ好みだと思います。
・同期の妖精 / ド浮きの動悸
→元からアドバンスは2枚だったけど、改めて。
コールドフレイムによって展開力が凄まじいことになっており、カクメイジンの横に同期+テスタや同期+単騎みたいな盤面を簡単に組めるようになっており、そもそも必要なターンもかなり早くなったのできっちり増量している。
そもそも蛙の子を撃つデッキだからド浮きの動悸もめちゃくちゃ手撃ちするんだし、寧ろ3枚目の採用も視野。なんとか枠こじ開けて増えてるかも。
☆総評
コールドフレイムによって枠が浮いただけでなくそれに伴ってヒメカットでアナカラー対面が事足りるようになり、浮きまくった枠を火力にしこたま振ってあげることでとにかく3キル4キルに特化した形に仕上がった。これまでのボンキゴやVTなどのコントロールも兼ねたミッドレンジ寄りのデッキとは打って変わって、とにかく攻撃特化。器用さと引き換えに安定感が爆増しており、当たり前のように3ターン目に同期+カクメイジンが決まるように。
あくまで個人の意見かつ贔屓目にはなってしまうものの、体感の攻撃力はJO退化に匹敵している。限界を超えた火力、是非体感してみては?
気づけばボンキゴもVTも抜けて随分お安くなりました。
☆今日の一曲
青春の輪郭 / DOLLCHESTRA