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ガイアッシュゾージアメモ書き

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☆強み

ガイアッシュ覇道というデッキにおいて、ゾージアの噛み合う点は大きく分けて3つあると考えている。

 

1.くっつきの良さと展開制限による繋ぎ性能の高さ

→そこまで最速で投げるわけではなく、基本的に中盤以降に押し付けるカードなため4コストと考えるとくっつきが異常にいい。

代表的なのが7マナ帯での栄光+ゾージアで、1ターン無敵を得ながらガイアッシュ覇道における一つの到達点である10マナまで飛ばせる。或いは9マナの際もカツキング+ゾージアで盤面を壊滅させながらロックをかけて10マナを待つことが出来る。

 

因みに、赤白が27枚入ったリストの場合比率としては7マナ時点で約4.8枚埋まってる計算になる。勿論ゲーム中そんなこと考えてられない(メンデル撃つためにお清め埋めたりする)から参考程度ではあるけど、栄光で赤白落とすチャレンジも出来るしそれなりに信用はしていいみたい。

 

 

 

2.盤面へのへばりつきやすさ

→ターンを貰う性能の高さは勿論だけど、侵略・革命チェンジ以外ではパワー勝ちの難しい11000ライン&EXライフに展開制限が相まってこのカード自身の生存力も異様に高い。当然展開制限をかければ侵略も革命チェンジも出来ないので。

 

ガイアッシュ覇道というデッキは盤面0から詰め切るのが非常に難しいデッキだが、このカードを置いておくことで常に対戦相手にクラッシュ覇道のプレッシャーを与えられる。ある程度優勢な展開でも、そもそも盤面が強い状態からクラッシュ覇道を投下出来るのでゲーム中にプレイするクラッシュ覇道が少なく済ませられる。

 

 

 

3.ソリティア系に強い

→(登場ターン的に高が知れてるけど)ガイアッシュ覇道の弱点であるソリティアデッキに対して一つのゴール地点になる行動なのは間違いない。

 

どちらかといえばソリティアムーブに強いってイメージの方が正しいかも。(万軍投→万軍投とか)

 

 

 

☆弱み

一方で、このカードを手放しに歓迎できない弱点が存在するのも事実。

 

1.多色

→ガイアッシュ覇道という山はテンプレで既に20枚の多色が採用されているのでそんなにいっぱいは積めない。

まあこれは自分が何枚なら許せるか考えればいいだけだから別にどっちでもいい。4積まなきゃいけないカードでもないし。

 

 

 

2.リソースを食い散らかす

こっちがやや問題。

 

このカードの強みはくっつきの良さ、とはさっき説明したものの当たり前だけどこのカード+くっつけたいカードという形で手札を持つ必要がある。

これだけならまあ出来そうだけど、忘れてはいけないのが別にこのカードを出しても全然勝たないこと。あくまでゾージアは繋ぎでこの後に本命の切り札があって初めてゲームを終わらせられる。

 

つまり手札に要求されるのはゾージア+ゾージアにくっつけるカード+ゾージアの後に投げるカード+保険カード(チェンジ先とか、そもそもガイアッシュ+覇道のペアとか)の4枚ってことになる。正気の沙汰ではない。

正気の沙汰ではないけど、そんな無理難題を解決するのがインフェルで実際インフェルをプレイしたゲームは特に問題なくゾージアの強みを押し付けていける。

 

要するに、インフェルが絡んだ時とそうじゃない時のムラが激しいデッキになりがち。メンデル→栄光みたいな進行で使おうとするとどうにもならない。

でも、そんな今更使えないとか言われても多色だから埋めづらい。チグハグなんだよなぁ。

 

 

 

☆解決策

インフェルを引けた試合専用のカード、なんて使い方をしていてはあんまりにも安定感のないクソデッキになっちゃう。万全の体勢でゾージアを押し付けるためにはリソースカードを更に増やす。

 

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そうなれば頼りになるカードは一つしかない。前環境ガイアッシュ覇道のエースカード、レイクポーチャー。

 

このカードの優れている点として、ゾージアに似た繋ぎ性能を誇る点にある。7マナや8マナの際にブーストとくっつけつつ守備を固める、という動きは元より魔覇革命期にこのカードによってガイアッシュ覇道が手に入れた動き。当然最大値はゾージアに劣るが、ゾージアがない場面でも繋ぎを厚くとれるというのはデッキ全体に一貫性が生まれる。

 

そして、ゾージアとの組み合わせも凶悪。ポーチャーできっちり受けを固めてから栄光+ゾージア、と繋げば相手は数ターンまともに攻め込むことが出来ない。押さえにかかるまでのターンが1ターン早くなり、結果的にゾージアのロックも最大限発揮できるようになる。

 

ゾージア視点だけではなくポーチャー視点でもありがたいことがあって、本来ポーチャーはメンデルや栄光が引っ付く7〜8マナ帯でプレイしてこそ強いカードだが、7に栄光ゾージアの動きが生えたことで6マナ帯のポーチャーが今までの比にならない程強くなった。ポーチャー自身もインフェルから繋ぐと強いという若干インフェル依存な面で拭えないカードではあったが、栄光→ポーチャー→栄光ゾージアという殺人的な動きを手に入れた今期のポーチャーは最早これまでとバリューが全く違う。

優秀な繋ぎであるポーチャーを組み込むことによって、よりゾージアの存在感を際立たせたゲームメイクが可能になると言えるだろう。

 

 

 

さてそれではポーチャーをどう組み込もう、というところだけど現時点はここまで。本当に難しく繊細なデッキなので、少しずつ解読していきたいです。

 

 

 

 

 

☆今日の一曲

UNIVERSE!! / Liella!

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