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デッキランク DM23-RP1期

 

本題に入る前に、デッキランクの定義について。

 

 

 

目まぐるしく移り変わるメタゲームの中で「今日の正解」は日々変動するものであり、Tierランクというものはそれに合わせて今の結果を反映したものとなる。

 

一方で自分のランクは「そのカードプールで発生し得るメタゲームの中で使う価値を見出せる順番」で評価している。要は今○○が多いから〜ではなく、アイデンティティを確立しているかどうかを評価するランクになる。

 

当然新しいデッキタイプやパーツの開拓(或いは自分自身の考え方の変化)での変動こそあれど、基本的に新弾や殿堂発表を挟まない限りは変動しないランクと考えて問題ない。

 

 

 

 

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(今回はランクA以上は左右差ありとしています)

 

 

 

☆ランクB

→自分の中でのランクBは、

「特定のタイミングで持ち込むサブウェポン」

という認識となります。

不利なデッキに強力なものが存在するため常に使うことは不可能なものの、使用理由自体は作れるデッキタイプがこのランクとなります。

 

 

 

・ガイアッシュ覇道

→オービーメイカーの復権でやや息を吹き返したデッキタイプ。

 

サガとNEXT以外には満遍なく戦うことができ、単にオービーに善戦出来るだけでなく「オービーに強いデッキにめっぽう強い」という点が非常に優秀と言えるでしょう。即ち、オービーが増えたタイミングで持ち出せば損をしづらいということです。

 

ただまあ、サガとNEXTを切っていいわけがないのでここより上のランクになることはありません。

 

 

 

・ネバーループ

→受けデッキ代表としてここに置いてあります。

 

ここより上を見ればわかる通り現在のアドバンスはサガ以外比較的殴り合い環境となっており、サガを割り切った受けデッキは一定の勝率を期待出来ます。

 

ただし、殴り方の特殊なオービーやあまりにも火力の高いNEXTを受けるのはそう簡単では無く多少受けが硬い程度のデッキではお話になりません。

 

ネバーループはその両方に有利をつけられる他、ファイナルストップの存在から受けデッキミラーにも強く出られる点を評価しています。

 

 

 

ガイアッシュ覇道もそうですが、「同じようなことを考えているデッキとどのように差をつけるか」というのも自分は評価基準にしています。特にランクBまで来るデッキはどうしてもパワーで劣っているものが多く、差別化を強く意識出来ているものでないと大会に持ち出すのは難しいと考えています。

 

ちなみにバイクにパルテノン積まれるとめちゃくちゃ雲行き怪しくなるのだけマイナスです。

 

 

 

・青魔導具

→こちらもオービーの復権で評価を伸ばしたデッキになります。

 

元々周囲のパワーに押され気味だったアドバンスではサガにしか勝てないデッキタイプだったのですが、オービーとサガ両方に勝てるデッキというのは中々珍しくアイデンティティを確立したと言えるでしょう。

 

ただまあこの2つ以外に勝てないことは何も変わっておらず、最適となる環境を狙い撃つ確度があまりにも低いため現実的とは言えないのがこのランクの理由です。パルテノンを採用したバイクとの差別化を迫られた際にやや主張点が薄いのもマイナスですね。

 

付け加えて構築の話でいくと、本来ブラッドゥで引くターンを伸ばせるから2枚程度で機能するはずのパルテノンも、対オービーだと後攻2ターン目には確実に必要だからデッキにかなり負担をかけるというのも見逃せないでしょう。

 

 

 

 

 

☆ランクA

→ランクAは

「ランクSに次ぐパワーを誇りつつ、またランクSとは違った強みを十分に主張出来るデッキ」

或いは

「ランクSを環境の中心に据えた際、持ち出すタイミングが明確なデッキ」

のどちらかとなります。

 

言わずもがなモルトNEXTが前者、他2つが後者です。

 

 

モルトNEXT

→サガをメタった相手を踏み潰す、はずだったのにサガの構築が洗練されまくった結果「そもそもサガに勝てる相手自体いなさそう」という不具合が発覚して、どうしてもGP時点から評価を落とさざるを得なくなったデッキタイプ。

 

サガメタに勝つという作戦に関しても、オービーの復権で若干雲行きが怪しいです。

 

まあとはいえ、Bの連中と比べると幾らなんでもレベルが違うのでこの位置。ランクA +というイメージは持っていていいと思います。

 

 

 

・緑単オービーメイカ

→三強全てに5分以上をつけられるデッキであり、環境上位が順当に多い大会では大活躍を見込めます。

 

一方で、環境外のよくわからない受けデッキはメタデッキに対してはストレスを抱えやすい面も持ち合わせており、使用には忍耐強さが求められます。

 

また敢えて"5分以上"とぼかしている通り三強のみを相手にした場合も不安要素は多く(かぼちゃ無しではサガに有利をつけられない、NEXTのターボRSFKが重い、バイクにパルテノンを積まれると死ぬ)、確実に勝てる環境というものは想像よりも少ないです。

 

ただそれでも非常に層の厚い上位陣全てに食ってかかれるポテンシャルは魅力であり、高い評価を与えるには十分な理由と言えるでしょう。

 

 

 

・赤黒バイ

→アドバンス三強の一角、サガに有利をつけられる数少ないデッキタイプです。

 

幾らなんでもランクSと比べるとパワー差がありすぎる点から、妥当な位置はここから動かないでしょう。

 

逆にサガがいる限りは「これよりサガへの勝率を自然に期待出来る上位デッキ」が開拓されなければこれより下がることも考えづらいです。上2つと比べると低いだけで、先攻トリッパーの押し付け性能や環境内では広めのカスタマイズ性を活かしての対応力も最低限は持ち合わせています。

 

 

 

☆ランクS

「環境の基準点となるデッキタイプ」

或いは

「不利対面が少なく、持ち出した際に損をすることが少ないデッキタイプ」

がランクSです。前環境の話にはなりますが、青黒ゼーロが前者、ガイアッシュ覇道が後者のイメージです。

 

まあ要するに「使うのに理由が必要ないデッキ」ということで、特に話すこともないですし今回ランクSは割愛です。

 

 

 

てなわけで今回はここまで。また話したいこと出来たらやります。

 

 

 

 

今日の一曲

Just Believe!!! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

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